2014/12/03

旅のブログー秋ー20141118-2-長野県、木曽路、妻籠宿



全国的にも有名な妻籠宿です。

奈良井宿のあとここまで来ました。

木曽路は塩尻宿から落合宿まで15の宿があるそうですが、時間的にもどうしてもピンポイントになってしまいますね。


妻籠は奈良井宿に比べると規模は小さいですが、

例えば一部の場所は地面も石と砂地でアスファルトより余計趣があります。




スケールの小ささがいいですね。


この戸袋の縦桟は、
均等配置ではなく、ちょっとしたデザイン性を感じますね。
この縦桟は左のように、下見板張りの角度にそって切り込みを入れています。

先ほどの奈良井宿よりも凝っています。














昭和初期に建てられた、妻籠発電所です。水力発電所ですが、外観もレトロな感じがいいですね。


こうして山の風景と街並みが一体になるところがいいですね。







いや~細い格子です。
縦桟は見付20mmで隙間の幅は10mmほどでしょうか?


左;照明もすてきです。

左;妻籠では下見板張りの縦桟がきちんと斜めに加工しているところが多いですね。




馬屋のようです。





























下;屋根材は昨今の金属に置き換わっているところが多いようです。

もともとは瓦だったんでしょう。

軽量化のためにはいいですが、ちょっと残念です。















下;何度か言っているように、
妻籠宿の建物の下見板張りの押さえ縁(縦桟)は傾斜に沿って加工しているところが多いです。








脇本陣奥谷+歴史資料館の建物です。

上部からの光が象徴的です。















下;おかみさんが光がより幻影的になるよういろりを炊いてくれました。





上;電線がじゃま。埋めましょう。行政さん!
明治天皇巡幸で立ち寄られた際に使われた机とのことです。
明治天皇巡幸のためにつくられた風呂だろうです。



































下;庭もきれいですね。







左;脇本陣奥谷のかつての建物全体。
左;木材の切り出しの様子です。













下;妻籠の全景です。



上;かつての高度成長の中で、よくここまで残してくれたと思います。

住民に脱帽。


左;高札場です。今の官報掲示板ですね。













下;ほしがきなんて季節感があっていいですね。






昔の囲炉裏の囲んだ膳の様子ですね。
左;跳ね上げ式のシトミ障子です。

左;住んでいる気配のない建物。
空家かも知れません。








左;古い建物の意匠を継承した、比較的新しい建物と思います。