2014/11/26

旅のブログー秋ー20141116-1-長野市、善光寺とその界隈、パティオ大門



秋深し。
天候もよさそうなので地方の古い町並みの状況を実際自分の目で見たいと思い旅にました。

行き先は長野ー木曽路ー京都です。


まずは上信越道を通り長野に着きました。
やはり最初は善光寺からですね。日曜日もあって大変な賑わいでした。
門前の参堂界隈はよく歴史的雰囲気がよく保たれています。










古い建物を再利用したおしゃれなショップ。かわいいですね。










ただし、一本裏通りに入ると、雑然とした街並みになってしまいます。

電柱と電線類も早く地中化すべきでしょうし、
個々の建物のファサード等をもう少し歴史的な意匠に
することで街並みの統一的なイメージが向上します。




上図;中央の建物のせっかくの歴史的な意匠を、街並みとしてより効果あるものにするには右側の建物も、
「歴史」を装うファサードデザインにしてみたらどうでしょう?


左図; この角の歴史的な建物の歴史性を右側にも展開すればより統一感のある街並みとして魅力的になります。

上図は善光寺西側の通り沿いにある古い蔵元の建物です。よく古い建物が利用されています。

左図はこの蔵元の中庭です。
古い建物を利用しながら現代風のおしゃれなカフェになっています。





上図;中央の建物は歴史的な街並みを再生するために最近リニューアルされた建物と推察されます。
左隣のフトン店にまでこの意匠が展開できればさらにその先の建物とも一体となって街並みの魅力がグッと増すでしょう。


左図は古い登録文化財となっている建物ですが、かなり痛んでいるのが心配です。こうした建物の修復にはきちんと文化予算がつけられるべきでしょう。



善光寺からほど近くにパティオ大門という
古い建物を再利用した素敵な商業施設を見つけました。


日本の古い建物の魅力は、瓦屋根や木造の架構、様々な格子や窓等の開口部材、白い漆喰壁や板張りの壁等がありますが、

もうひとつ大きな魅力は日本の庭園でしょう。

ここでも様々な緑が来る人をとても和ませてくれます。





このパティオ大門のすぐとなりには、
古い工場か倉庫を改造したような、
ちょっと都会風のカフェがあります。


これはこれでなかなか味がありますね。